ぼんちゃんママです。うちのぼんちゃんは小食です。あまりガッツかないので心配になります。好き嫌いがあり大好物はコーンです。では続き
カンファレンスの結果は「手術を行い、取った癌細胞の検査結果で治療法が抗がん剤治療又は放射線治療か決まります」とのこと。手術日は診察時に先生が予約をねじ込んでた6月28日に決まり、入院は前々日となった。
大学病院って、臓器移植手術を行う所で「手術日に臓器移植手術を行うことが決まったらあなたの手術は延期となります。また手術日が決まるまで待機です。めったに無いことですがご了承ください。」と説明された。そうなんだ!と驚いたが、「めったにない事」が起こらないように、祈るばかりだった。確率的には1000分の1??くらいだとか。でも入院費用は請求されるという不条理。説明する先生も困った様子だった。
決まった手術内容の説明を再度、親族交えて聞いてくださいと要請される。手術前日にだ。娘と妹夫婦に頼んだ。
術前検査の肺活量の検査はキツイ。肺活量を測る機器をつけてから、一気に息を吸って一気に吐く。看護師さんが「吸って吸って吸って!!」そして「はいてはいてはいてぇえ」と叫ぶ。これが難しい。メッチャでかい声でであおる看護師…私は何回もやったので若干ふらふらに(笑)。私より年寄りはこれが出来るのか??謎…
娘と手術内容を聞いた。やる気満々の脳外科の先生は説明にも力が入り私はドン引き。想像を絶する内容だった。「最悪」のことを事細かに説明された。術後、においを嗅ぐ神経を骨ごと取るので「ニオイが無くなります」と説明受ける。が!!その前の説明がキツすぎるので頭に入ってこない。「ニオイが無くなる」ってことは、私の中でスルーされてた。でも娘は気になったらしく「回復しないのですか?一生ニオイが分からなくなるのですか?」と聞き返す。担当医は「回復しません。神経を取るので」。
五感の一つを一生失う話なのに、私はピンとこない。「死なないならいいや」的な感じだった。
脳外科の先生とは真逆な麻酔科の先生。無表情で淡々と説明するタイプ。
先日みたテレビで「手術中に麻酔がきれた~」ってのが気になり「麻酔が手術中に切れたら怖いです」と言ったら「ないですね。」とキッパリ。「でも、全くないわけではないですよね?」としつこく聞くと「ありえないです」とキレ気味で返された(笑)
私は「仰天ニュース」が好きで良く見るが、数日前に偶然同じ「嗅神経芽細胞腫」の方が出てて、なんと!ほとんど顔面が「ガイコツ」状態だったのに愕然とした。急激にあのようにはならないだろうが、気分は良くない。「麻酔が手術中にきれて…」というのも「仰天ニュース」で以前見た内容。テレビ見てた時は平和だった。まさか自分が…仰天だ。
様々な説明を受け、最終的には手術の承諾書にサイン。
そういえば、「大学病院の検体として協力します」の承諾書は最初に病院で診察受けた時にサインした。私は研究材料なのだ。脳を開ける手術に変更になった場合、ドレーンっていう管をとおすのに説明と承諾書。とにかく、たくさん書いた。
入院の用意は、また友達のちこちゃんにお世話になった。100均で揃うものが多く、シャワー時の手持ち付きかご。S字フック。お水入れるプラボトル。あと洗剤はジェルボールタイプがおすすめと教えてもらい、私は「ボールド」を購入。
テレビはテレビカードで見る有料タイプなのでスマホを見ることで節約。スマホを固定できるスマホアームスタンド。ポケットWI-FI持って入院。(娘が契約してくれてた!)
そしていよいよ入院。ナースステーション前の個室でした。個室はテレビ見放題で就寝後も見てて良いとVIP対応。トイレ洗面台もついてるし、とても快適。でもさすがに、食欲は無くまんじりしない。子供達はどうしてるのか(ぼんちゃんも含む)心配だった。
そしていよいよ手術当日。手術着、弾性ストッキング履いて、点滴。謎の頭にシャワーキャップみたいなのかぶって、用意終了。朝8時には部屋を出て手術室へ歩いて向かう。
朝早くから、子供達と妹夫婦が来てくれた。子供達には「手術中に死んだらごめんね。」と言ってあったので、当日は「先生達に頑張ってもらうよ」と言った。
手術室の前は広いロビーのようなところ。患者と家族。看護師さんとごった返し。さすが大学病院と思った。お母さんに抱っこされてる、小さい子から年配。手術着を着てる方がたくさんいた。誰一人泣くことも、ドラマのような声かけもなく「行ってきます」と言い私が一言。リアルってこんな感じ。そして手術室へ
ドラマなら、ストレッチャーに乗って手術室へ。でも私は「徒歩」!そうだよね…ピンピンしてるもん。
手術室とロビーは自動ドアで区切られてる。自動ドアが開くと手術室がたくさんあった。
私は医療系ドラマが大好きで、手術室はまさにドラマのまま!「お~すげ~!」ベットに横になり、いろいろな器具を装着。看護師さんが私のまわりに集まり、打ち合わせが始まった。「いよいよだな」覚悟をきめた。すると「あれ~脳外科の手術同意書がないよ」となり、手術台の上で書くことに。こんなことってあるのか(笑)
そして麻酔のマスクをされ「1.2.3.4.5・・・」で寝た。手術が始まった。
この続きは明日
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