運がいいと思ってる。ここまで、死なずに何とか生きてこれたこと。極貧ではあったが、悪い事ばかりでは無かった。
私は極貧の母子家庭に育ち、「母子家庭=不幸」と言われるような典型の家庭環境だったが、母は明るく面白い人で「何とかなるで○○年」と毎年呪文のように言ってた。母は慣れない仕事で体を壊して、重い心臓病だった。でも明るく、冗談ばかりいう人。今考えると、あの状況であの明るさは真似できないとシミジミ思う。
極貧と言っても、食に関してはひもじい思いはしたことがない。母は漁師さんのとこにお手伝いに行き新鮮なお魚をもらってくるので、信じられないほどのお魚等々をたらふく食べさせてもらってた。山菜を取りに行く趣味、友達の畑から新鮮な野菜をもらってきたりと自身のコミュニティーを存分に使って、ある意味「贅沢」な食生活を送ってた。なので、貧しいが「不幸」ではなかったのだ。
大人になり私は幸せな家庭を夢見たが、男を見る目が無かったので「家族」を維持することができず、シングルに。まぁ…ドラマのような修羅場だったが無事に離婚できたのはラッキーだったと思う。
預金も出来ないような「ギリギリ生活」でお金には困ってたけど、子供たちが非行に走ることもなく、塾に通えなくとも自力で公立高校へ合格したりと子供達もよく育ってくれた。
今回の病気でも「運はいい」と思った。
- 鼻血が出たので、癌を発見できた。
- 簡単な病気ではないので、大学病院を紹介された。
- ガキ穴手術が受けれたので、開頭手術よりダメージがかなり少ない。
- 抗がん剤治療はせず、放射線治療。
- 転移したが早期なので、手術のみ
- 大腸癌だったが、これも早期で手術のみ。
- 仕事できるまでに回復
- 母子家庭の医療補助で、助かった。
- たくさん友人に助けられた。感謝しかない。
これだけのラッキーって、なかなか無いと思う。
でも今年は、母子家庭の医療補助が終了。病院代を稼ぐしかない。掛け持ちの仕事を探すが、体力的に自身がなく少し悩みどこ。
宗教には全く興味ないが、ここからは「神だのみ」しようと思う。「運気上昇」の波に乗る。乗れるものには何だって乗る。神さまにも、宇宙人にも、龍さんにも力を貸してもらって頑張って生き抜こうと思う。
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