動物

初めて知った事

歳を重ねるって言えば聞こえがいいが、自分がだんだん老いるのは想像以上にいろんな不具合に見舞われる。

足が上がってないらしく、少しの段差で転ぶ。不意に転ぶので、手が間に合わず体の下になる。若い時は転ぶのにしても「あっ!」と思ったら、手がでたり膝をついたりしてた。でも先日の転び方は…もう老人だった。気が付くと倒れてた。ちょっとした物につまづいたのだ。手をつくのは間に合わず、体がバウンドして頭が大きく揺さぶられた。

首は軽ーいムチ打ちのような感じ。手は体のしたになり、手首は折れたかと思った。つまづいた足先も痛い。予期しない事が起こった時は、少しの間動けないものなのだと実感した。でもふっと我に返ると「ここは駐車場!!」と思い、慌てて起き上がる。起き上がれて良かった。あのまま起き上がれなかった…大騒ぎだ。恥ずかしい。

駐車場には誰もいなかったと思う。見られなかったと思うが、駐車場の横には道路があり信号も。誰にも見られてない自信はない。

不幸中の幸いは、駐車場がアスファルト舗装では無かったこと。土だったので、これくらいで済んでる。アスファルトだったら…ゾッとする。流血騒ぎになってたかも。

翌日、起きると体が痛い。打ち身と何故か筋肉痛のような痛み。首も肩こりのような感じ。転んだだけで、このようなダメージ。自分はまだ「若い」っていう漠然とした感じで過ごしてきたが、運動もしない上に食事にも凄く気を付けてる訳ではない。顔だって、お金かけて手入れもしてないのでシワだらけ。こりゃ、思ってたより老けてるのだと今更ながら思った。

自分でも「年取ったぁ~」と思うのは、動物!何でも可愛く見える。犬、猫、鳥、何でもよくて自分でも制御不能。道端のカラスでさえ「かわいい」。なのでYouTubeの登録チャンネルも「カラス」「猫」「犬」「オカメインコ」「フトアゴヒゲトカゲ」等々、いろいろ見てる。そして携帯画面みて独り言。ヤバみ。

若い頃は小さい子供はあまり得意ではなく、自分の子供が「かわいい」と思えるのか不安だった程。友達が小さい子をみて「かわいい~」と言って抱っこしてるの見ても、私は何とも思わなかった。のに!!今は、「かわいい、抱っこしたい」と思うのだ。この心の変化は何??

動物も「生で見たい病」にかかっている。「大鷲」がいると聞けば、カメラ持って朝早くから会えるかどうかわからないのに見に行く。エゾリスもしかり。シマエナガには未だに会えず。今は旭川の動物園に行くのが目標。

自分の体の変化。癌の後遺症なので転移なのか、更年期なのか老化なのか。全くわからないけど、時間の消費に比例して体は変化してる。

老眼もばね指も悩みの種だが、誰しもが通る道。うまく付き合ってゆくしかない。せめて、腰が曲がらないようにストレッチだけは続けよう。気持ちだけはピチピチでいたいと思う今日この頃。

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