コーヒー

初めて知った事

ニオイが無くなるまでは、緑茶が大好きだった。玄米茶、ほうじ茶、緑茶…とにかくお茶が好きで、毎日お茶ばかり飲んでた。ニオイが無くなりお茶の感じ方が変わってしまった。

あの大手術後、最初に飲んだのは「おーいお茶」だった。愕然とした。それまではの苦みとは違う「ただ苦い」飲み物。風味や香りが無いのは、こんなにも飲み食べするものの感じ方が変わってしまうのか。

何となく、「ニオイがなくなる」って言うのは、想像してた。でも想像の上を行ってた。カレーもラーメンも以前の味わいとは全く違う。ガッカリした。でもカレーやラーメンは味が濃いので美味しく感じる。前ほど美味しいとは思わないが、それでも「美味しく」感じるのだ。記憶と想像で食べる感じ。慣れてくると「美味しく」感じる。とにかく味が濃くなければ美味しく感じられない。味覚センサーは悪くないと思ってたが、「嗅覚」はやっぱり五感の一つ。人間の必要な感覚の一個が全く機能しないのは、かなりのハンデなんだと思う。

超薄味好みから濃い味に変わり、舌の感覚だけでは恐ろしく「濃い味」の料理になってしまうので、今は必ず計量して料理する。味見はしない。味見すると「追い塩や追い醤油」をして、しょっぱい料理になってしまう。なので、あくまで、レシピどおりに調理する。面倒だけど、しょうがない。

前にも書いたかと思うが、好きになったのは野菜ジュースと酸っぱいもの。トマトは大好物にランクイン。逆に食べなくなったのは、「ポテチ」「スナック菓子」だ。何やら、調味料が口に残る。あんなに大好きだった「ポテチ」。フライドポテトはいいが、添加物が入ってるものは口触りがわるい。こうなってみて、「自然」のものはいい。裏切らない。野菜なんかは、クセのある野菜でさえ美味しく感じる。病気になる前の2倍は生野菜を食べるようになった。

多分、食べられるとは思うが未だに「刺身」にはチャレンジしてない。記憶が邪魔をする。まぁ、無理に食べなくても良いかと思ってる。

食べられるのは、幸せなこと。ニオイが無くとも「味」がわかるので、食欲はある。好みは変わったけど、腐った物もわからない事もあるが食べれると言うのは気持ちも元気になる。

タイトルの「コーヒー」。病気前はほとんど飲まなかった。お茶ほど美味しく感じられなかったのが理由。でもここ1年ほどは「コーヒー」が美味しいって感じることがある。会社の先輩が入れてくれたコーヒーが物凄く美味しく感じたのだ。それから、コーヒー豆や入れ方等々を習い、私も自分でコーヒーを入れてのむ。ニオイを感じられたなら、メチャ美味いだろうと想像しつつ優雅にコーヒーを飲む。自分でもコーヒー派になるなんて驚きだ。

コーヒーは奥が深い。私は、あまり深いとこまでこだわってはいないが、酸っぱいコーヒーは苦手。「酸っぱい物好き」と言っておきながらの矛盾だけど、何故だか、コーヒーの酸味だけはノーサンキュなのだ。

自分のお気に入りのコーヒー豆でコーヒを入れて、ローソンのバームクーヘンがあれば最高!!

明日はローソンでバームクーヘンを買ってこよう。ブレイクタイムにはコーヒーをいれて、ゆったりした休日を過ごすのもアリだな。

 

 

 

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