今日はうちの次男、フトアゴヒゲトカゲのぼんちゃんについて書きます。
うちのぼんちゃんは三代目です。喘息で動物アレルギーの息子が飼える生き物が「毛のない動物」で爬虫類。中でも「フトアゴヒゲトカゲ」が気に入ったようで、最初は息子が貯めたお金で購入。「ぼんちゃん」と命名。ところが、わずか2週間で亡くなってしまった。その時は、爬虫類を見てくれる動物病院が近くにはなく手遅れでした。
その時の息子の落ち込みようはひどかった。で!フトアゴヒゲトカゲの飼育方法や見てくれる病院を探し、準備万端でお迎えしたのが「2代目のぼんちゃん」。この子はやんちゃで、食い意地が張っててオモシロかった。でも、三年目を迎えたある日、急激に体調が悪くなりあっという間に亡くなった。この時は私も泣いた。もの凄く泣いた。
私の落ち込みがひどかったらしく、子供達が心配するほど。フトアゴヒゲトカゲの動画を見て独り言を言ってるのをみて「ヤバイ」と思ったとか。で!子供達から「父の日」のプレゼントとしてやってきたのが「三代目ぼんちゃん」です。今年の父の日で、うちの子になってから4年。最初は全く懐かず、どうしょうかと思うほど拒絶された。今はメッチャ仲良しです。
三代目ぼんちゃんが来て、一年後に私が癌で闘病。入院につぐ入院で家を空けることが多く。この時に「インスタ」を始めて、ぼんちゃんをインスタであげるようになった。入院の合間に投稿して、入院してる時は子供達が送ってくれるぼんちゃんの写メをインスタにアップした。
入院中にぼんちゃんは体調を崩して、子供達に病院へ連れてってもらった。この時は片目が開かない状況だったが、目薬で治りホッとした。大きい地震がきて、停電の時は子供達がカイロでぼんちゃんを温めてしのいでくれた。
そんなぼんちゃんだが、とにかく食が細い子でガツガツ食べることがない。胃腸の調子が悪いのかウンチもゆるい。病院に通ったのは今回で4回目。食欲なく、全く動かない。さすがに心配で、今日は仕事終わりで病院へ。
重いのほか重症だった。レントゲン撮って、点滴になった。逃げる元気もないぼんちゃんは、多少抵抗するも痛そうな点滴された。
帰宅後、ぼんちゃんの好きなコーンと豆苗と一匹だけ残ってたコオロギをあげてみた。コオロギとコーンを少し食べた。安心した。何も食べなかったら病院でまた点滴と言われたからだ。まず、明日は様子見しよう。
子供達がいないこの家で、ぼんちゃんと二人で生活。毎日、仕事に行くときに後ろ髪を引かれる思いで会社へ向かう。とくにこの一週間はぼんちゃんの元気が無く、会社に行ってる間に何かあったらと嫌な想像をしながら出勤してた。毎日「家で出来る仕事に就けたらいいな」と呪文のように言いながら出勤するのだ。
言葉を発することはない「フトアゴヒゲトカゲ」だけど、不機嫌だったりアゲアゲだったりは毎日見てればわかるようになった。大事な家族。長生きしてほしい。
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