お見舞いが何よりも嬉しい

癌サバイバー

ぼんちゃんママです。今は寒い冬なのでぼんちゃんとお散歩はできませんが、暖かくなったら昨年以上一緒にお散歩に行きたいと思ってます。お散歩といってもぼんちゃんは私の肩に乗ってるだけですが。続きです。

入院で楽しみは食事。お風呂…そして何よりも嬉しいのがお見舞いです。家族はもとより、友人知人が来てくれた時はとても嬉しかった。時間が経つの早く、まだ話足りないと思うことが多かったです。

来てくれた方々にはほんとに感謝しかありません。いつも通りの会話にもの凄く救われました。自分が病気なのを忘れられる瞬間で貴重だった。

友達のたなちゃんは仕事で忙しいところ、何度も来てもらい…嬉しかったな。それまでは苦手で食べれなかった「抹茶のおやき」だけど、美味しく食べれた。ニオイがわからないし味もイマイチだったのに不思議。今も「おやき」みると、思い出す。

癌というと…痩せて青い顔してというイメージですが、私は若干痩せたとはいえ、ぽちゃり(笑)来てくれた友達も下っ腹みて「大丈夫じゃん!」って。そう、大丈夫でした。「大丈夫」は魔法の言葉なんだよね。ここから先の入院でも自分自身に「大丈夫」って言い聞かせて闘っていこうと強く思った。

病院から花火大会の花火をみた。キレイでした。同じ病室の方々と見たけど「病院から見る花火って特別だね」と言ったきり、なんの会話もなく花火をみてました。みんな心の中で「次も見れるのか?」と思ってたはず。少し悲しくなったのを覚えてます。

食事制限がないので病院食が嫌なら、コンビニでお弁当を買ってたべてもOK。しかしながら、臭いなしの生活には入院中に慣れることなく、何を食べても以前の食べた味とは違い物足りない。でも、甘いものと酸っぱいものは味がわかるので美味しく感じた。とくに「トマト」。以前はあまり好きでは無かったが「トマト」は格別に美味しく感じる。食べた感じもあまり以前とは変わらない感覚だった。

一時退院が決まり、治療方針も放射線治療となった。取り替えた脳の膜が落ち着くまで放射線かけれず一旦自宅に帰る。一か月後再入院することなった。

退院後は重いもの持ったり、いきんだり、スポーツ、自転車、酒は禁止。この時点ではまだ頭の皮膚の感覚なく、寝ても頭の皮が痺れて起きる。頭痛も頻繁なので痛み止めを飲みまくりの日々だった。退院は嬉しく、まだ入院が続く同室の方々には「羨ましぃ」と言われ、なんか名残惜しかった。でも、病院での出会いなのでお互い連絡の交換はしなかった。「外来で元気に会おう!」と。

ワクワクで帰宅!が!!自分が留守にした一か月後の帰宅。想像以上に荒れてた。仕方ないとは思うが、あまりにもひどい。起きては家事して頭痛くなったら休んでの繰り返し。思うようにいかず…体力は落ちてるんだと実感した。落ち込んでる暇もないほどあっという間に時間は経つ。

今後の治療は放射線を顔面にかける治療。入院前に自分専用の放射線用のお面を作ってもらうことに。

口頭の説明は難しいけど、想像してください。肩から頭の上までの型を取る感じ。四角い枠にプラスチックのラップみたいなのが張ってあって、上からビタッと押し付けられると型がとれる。このラップは少し熱い。で冷めると固まる。これを放射線かける度につけて、一ミリも動けない状態にする。舌に放射線がかからないようにマウスピースも口腔外科で作成。準備は整いいよいよ再入院となる。続きは明日

 

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