約半年もブログを更新しなかった。
家族内の諸々諸事情。気持ちも体力も疲弊
でも痩せるわけではなく。
体調は毎日違うけど、ひどく悪くもならないので良しとしておく。
そう…とても辛いのは、相棒のフトアゴヒゲトカゲのぼんちゃんの事。
3月くらいから、体調が思わしくなくなった。
4月入ってすぐに、いつもの地元の動物病院へ行き診察。
動物病院は人手不足で午前中しかやってない。なので、会社を休んで連れていく。
ドキドキしながら順番を待つ
周りは病気のワンちゃん猫ちゃん。トカゲちゃんには未だに会った事はない。
順番がきて、先生は聴診器で呼吸を確かめる。何故か病院ではあまり発作はでない。
レントゲンを撮ることもなく、「前より大丈夫だと思う」とのことで肺炎ではないとの診断
抗生物質とビタミン剤を処方してもらい、安堵して帰宅
翌日からはコオロギもしっかり食べた。
でも、明らかに食べる量は少なくなってて心配が減ることは無かった。
ゴールデンウィーク、コロナ禍も明けて人々は喜々として遊びに出かけてた。
この頃は、毎日体調が良くなったり悪くなったりのぼんちゃん。
それでも満開になった桜を一緒に見たくて、強引に連れ出した。
桜と記念撮影して帰宅。お天気は良かったが気温が低いのでほんの少しのお散歩となった。
この時はまだ、暑くなる夏に向けて「お出かけ」や「散歩」の妄想をして昨年果たせなかった「遠出」を夢見てた
そして体調はぐっと悪くなり、コオロギも野菜も食べれなくなった。
一日様子見たが、待ったなしと判断
会社休んで、病院へ
すると、お腹を触った先生が「しこりある」と言って、エコー検査した。
エコー写真には、お腹の半分ほどに大きな腫瘍が2個。
「うちでは手の施しようがない」と言われてしまい…絶望
素人の私でも、あの大きさの腫瘍は「癌」なのではないかと容易に想像できた。
別の病院へ行くなら紹介状を言われたが、爬虫類専門の病院は市内にはなく
移動する時間は体力を削ると判断
そして、手術にも耐える体力は残ってないと思った。
何よりもこれ以上、痛い苦しい思いをさせるの違うと思うし、
小さい体を切って腫瘍を取り出すのはリスクしかないと思った。
ここからは毎日泣いた。
今年の6月でうちの子になってから6年。
人間の子供なら6歳。トカゲなので、もうおっさんだと思うけど…
本当に長い時間家族として過ごしてきた。
私が癌になって仕事が出来ない時も体調が悪くて寝込ん出る時も、
ぼんちゃんがいたから、お世話しなきゃと思うから体も動いたし癒された。
感謝しかない。
いくら泣いたって、ぼんちゃんの病気が治るわけではない。
泣いて良くなるなら、いくらでも泣く。
それでも、仕事をずっと休んでぼんちゃんを見守ることはできない。
生活しなきゃならんし。
毎朝、出社するときは覚悟をしながらぼんちゃんに声掛けして出かける。
嫌な想像をしてしまう自分がとても嫌だ。
毎日ぼんちゃんは、頑張ってる。
ご飯は食べれなくなって、病院からもらった「高カロリー」の液体と粉を軟く練って、
口元につけると…やっと一口食べるかどうかの状態
お水はスポイトで半分くらいを飲む。
食べれなくなって、発作は起きなくなったけど。
息遣いは荒く苦しそう。
ほとんど動けなくなってしまい、帰宅後は毎日抱っこして家のなかを回るのが日課
痩せてしまって、腕は皮が余り、頭の骨も見えるくらい。
辛い。けど、ぼんちゃんはもっと辛いはず。
最後までしっかりお世話する。
出来ることはそれくらいしかないから。
奇跡が起こって元気になってほしい。
また散歩しに一緒に行けたらと願う
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