元々、歯はあまり良くない。虫歯になりやすい歯で、高校時代に通った歯科では「30歳まえに総入れ歯になる」と言われたほど。その時の治療は過酷でトラウマに…会社員になり、歯科に通うことが何度かあったけど長く治療で通うことは無かった。
それからは離婚直後に歯科に通う。この時は親知らず4本と虫歯3本を抜いた。それからは、まともに歯科に通うことなく癌になった。
鼻の神経のがんなので、手術後は抗がん剤ではなく放射線を顔面に照射する治療を受けた。この治療を受けるにあたり、先に歯科を受診するように指示があり、大学病院内の歯科を受診。さすが大学病院だけあって歯科衛生士さんも歯医者さんもレベルが違った。歯のクリーニングはもの凄く細かいとこまでやってくれる。ブラッシングの指導もかなり受けた。
入院中は歯磨きは一日5回。起床後、朝食後、昼食後、夕食後、就寝前。何故そんなに歯磨きするのかと言うと、放射線治療すると虫歯から骨壊死する可能性があるからだ。必死に磨いたが一度も「よく磨けてます」とは言ってもらえなかった。私は歯並びも悪く、物が挟まりやすい。磨くだけだはダメなのだ。あの時は「歯磨き」がこんなにも難しいのかと悶々としながら歯磨きしてた。
退院後はさすがに一日5回は歯磨きしてないが朝、昼、晩と歯磨きはしてる。地元の口腔外科を紹介され、未だに経過観察されてる。虫歯になりかけの歯は、治療されるかされないかの瀬戸際。できれば痛くのは避けたいので、必死に歯磨きするしかない。
歯ブラシは病院で薦められて買ったもの。大学病院の歯科で売ってる。1本300円弱。ヘッドが薄くて、奥歯まで磨きやすい。市販の安い歯ブラシは奥歯が磨きずらいものが多い。大学病院へ行くたびに「歯ブラシ」を購入してる。
ちなみに地元の口腔外科ではクリーニングの際「よく磨けてますよ」と言われる。良く磨けてるはずないのにな…と思いながら毎回聞いてる。
歯がこんなにも大事だとは思わず生きてきた。これでもかと歯磨きする人見て、「そんなに神経質に磨かなくてもい」なんて思ったが!間違いだった。歯は大事。これからも、歯磨きは頑張らねばならん。でも、テレビで「歯は遺伝」って聞いたことがある。虫歯にならない人もいるらしい。歯をみがかなくとも。うちは、歯が弱い。母も妹も然り。
一つだけ褒められたのは「50代にしては歯が白いほう」と言われたこと。お茶が大好きでステインで茶色かと思いきや「白い」。タバコ吸わないからかね。
歯を磨いて寝ます。
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