入院生活

癌サバイバー

ぼんちゃんママです。トカゲを飼うことになったのは息子の喘息です。加えて猫アレルギーなので基本「毛のある動物はNG」でした。でも動物大好きな息子は野良猫ちゃんやら近所の犬様達と仲良くなり、喘息発作やらアレルギー反応で顔、目、口を腫らして別人になってました(笑)そしてあの「ハムスターブーム」近所の子は皆飼ってました。お小遣いで購入できる金額だし。でも息子はアレルギーで無理…で毛のない動物「とかげ」に興味を持ち、「フトアゴヒゲトカゲ」を飼うと決めたようです。続きです。

入院生活も終盤になり、退院の日も近くなったら気持ちも「早くかえりたい」になってました。この頃はだいぶ副作用も進み鼻はカピカピで喉も痛い、髪の毛もかなり抜けてて同室の方には「自然にツーブロック」って言われてました(笑)

入院中の一日はこんな感じ

  • 6時起床 検温 血圧測定 尿・便・飲水量の確認 吸入 洗顔 歯磨き
  • 7時45分 朝食
  • 8時 朝食食べながら朝ドラ そして片付け 鼻洗い 歯磨き
  • 9時~10時 放射線治療
  • 11時 シャワー(空いてたら)
  • 12時 昼食 歯磨き
  • 13時~14時 外来に呼ばれる又は検査 口腔外科
  • 15時 散歩(院内の温室でお花を観賞)
  • 16時 吸入
  • 17時45分 夕食 歯磨き 吸入
  • 18時 就寝の用意
  • 19時 就寝
  • 24時 吸入

口腔外科から口のケアの指導があり、一日4~5回は歯磨きするように言われる。食べ物の制限はなし。

病院は「痛み」に対する処置は完璧で薬や点滴で痛みは100%制御できてた。看護師さんも「我慢することない。薬を使うべき。痛くなければ気持ちも少しは前向きになる」と言ってくれてたので、遠慮なく痛み止めを飲んでました。ロキソニン飲んで、アセトアミノフェン飲んで、ロキソニンという感じで合間なく飲むことで痛みはほとんど無かった。痛み始めてすぐに飲むのがコツ!ガッツリ痛くなってからでは、なかなか効いてこない。いきめないので下剤の酸化マグネシウムを寝る前に1錠飲んで寝てました。痛み止めは胃薬も一緒に飲むことで胃も調子悪くなることはなかった。

今の癌治療は凄いなと思った。私の癌「嗅神経芽細胞種」は鍵穴手術。鼻の穴から手術したのだが、2年前まではできる先生がいなかったらしく、私は本当にラッキーだ。腰の骨の陽子線治療してる方は癌が小さくなって歩けるようになった。ヨード治療は、塩分を抜いた食事を2週間ほど取ってから隔離された病室で放射線の薬飲んで内側から癌を攻撃する。完全に放射線が体から抜けるまではその病室からは出れない。病棟は放射線マークのついてる扉がある立ち入り禁止病棟になってる。いろいろな治療があり皆それぞれ違う病状で戦ってる。「あと5年したら治療方法が劇的に変わる」と聞いた。その治療が受けられたら…「もしかしたら癌克服」となるかもと、そして「人間が癌で死なない世界。ババアで溢れる(笑)」と笑いながら話した。本当かどうかわからないが「噂」であっても信じたいと皆思ってた。まだ死ねない。続きは明日

コメント

タイトルとURLをコピーしました