退院までカウントダウン

癌サバイバー

ぼんちゃんママです。フトアゴヒゲトカゲのぼんちゃんは「脱皮」します。小さい時は全身がむける感じでしたが、大きくなると部分的に脱皮します。今回は「顔」の脱皮で、お風呂に入れると皮がふやけて取れやすくなります。顔の脱皮はパック中からパック後みたいな感じです。スッキリして男前になります。続きです。

退院が近くなると、「退院はめでたいけど、寂しくなる」とまわりから言われるようになり、「退院したら遊びにおいで」と住所交換を求められました。が!!病院での出会いはお互いの連絡先交換するとお互いの体の調子が気になり、良くないなと思い「ご縁があれば元気になって病院外来であえますよ」と言ってお断りしました。でも実際は外来で会うことは無く、「皆元気にしてるのかな?」と思い出します。

病院を退院する際、「ナースステーションにお礼の品」を用意するものだと思ってましたが、前回「絶対受け取りません」と言われて退院する方を見ても挨拶のみで帰られるのを見て「徹底してる」と思いました。

お世話になった病室のみんなには「何かしら置いて帰りたい」と思った私はスマホで「タオル」を購入しました。なんて便利な時代なんだと、スマホさえあればお店へ行かなくとも注文できちゃう。はげた頭を隠す「帽子」も同時注文。退院の日に持ってきてもらうことにしました。

最後の放射線治療の日。最後まで慣れることは無かったけど、なんとか30回照射が終わったとほっとした。放射線技師さんと看護師さんに「長かったね。お疲れさまでした」と見送られた。

放射線治療は会社に通いながら受けてる方も多くて、同じ時間に会う顔ぶれはいつも大体同じ。帽子被ってマスクしてる方もいれば見た目が全く病人に見えない方。私も髪の毛生えて眉毛も鼻毛も生えたら普通の人。見事に顔の毛という毛はまつ毛まで抜けた。顔も腫れぼったく、日焼け。でも退院してから副作用のピークがくるので、安心もできない状態だったけど、看護師さん曰く「副作用は軽いほう」らしい。

退院後の生活やこれからの副作用の事で説明あり。眉間に放射線を当てた為「視力の低下や失明」の可能性。転移しやすい癌。眉間に力が入るような事は厳禁等々。

実際、退院後の「目、喉、鼻」の渇きには悩まされた。未だに目の渇きは改善することなく、目薬は手放せない。寝てても目の渇きで起きることがあるのだから。それでも「副作用は軽いほう」なのかは私には判断できない。同じ癌の人は今のとこ会ったことない。続きは明日~

 

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