ぼんちゃんママです。うちにはフトアゴヒゲトカゲのぼんちゃんがいます。愛すべき私の相棒で毎日癒しをもらってます。トカゲなので話せませんが、このババアの良き話相手なのです。
昨日の続きから
朝9時に耳鼻科から電話あり、「結果がでました」と言う。娘は不在で一人で急いで病院へ。診察室へ入り椅子に座る前に「癌だったよ~」と主治医。メッチャ軽いな告知!しかも椅子に座る前に言っちゃう。担当医曰く「鼻血出て癌がわかって良かったと思いますよ」と言われたがこの時はそんな事いわれても、なんも感じなかった。ただただ「癌」ってパワーワードのショックなこと。でも涙は出ず。そして市立病院を紹介される。この時点ではすでに市立病院には連絡済みで診察の予約もされてた。
自宅に戻り、娘には「癌」だったと伝えた。娘は気が強い。いや、強い振りなのかも知れないが、泣くことも取り乱すことも無かった。なので私も冷静でいられた。
予約日に、また娘に付き添ってもらい市立病院へ。造影剤を入れたCT検査後、診察室へ呼ばれた。
また椅子に座る前に先生が「ここでは治療できません。大きい病院へ紹介します」先生達は私を座らせない(笑)
ここでは「非常に珍しい癌」「詳しい検査が必要だが、脳に癌が達してなければ鼻からの手術で癌は取れる」「大学病院で早急に検査が必要」と言われた。
さすがの私も、かなり大ごとだと気付き始める。少し不安になるが、まだ寝れたし食えた(笑)逆に今のうちに好きなもの食べておこうと言うあさましい根性が丸出しになり、呑むは食うわ。痛みも無かったので本当に癌なのか??と思ったほど体調も良かった。
この頃はちょうどフルタイムパートの仕事を5年で切られて求職中だった。お金は無いが時間だけはあるという不条理。この時期を待ってたかのようなタイミングで癌が発覚。
鼻の癌ということだけははっきりしてたが、病名は確定してなかった。癌の候補は3つ。
お見舞いで大学病院には行った事はあれど、自分が患者で行くことになるとは思わなかった。大学病院は驚きの連続だった。とにかく広いし迷子になる。ローソンとサーティワンアイスクリーム、食堂、ドトールコーヒーとちょっとした街??人もすごく多い。「THE 大学病院」って感じだ。
受付では時間がかかった。地方病院からの紹介状持参。そして耳鼻科へ行くように促される。耳鼻咽喉科は3階。エスカレーターで向かう。さすがに緊張した。
まず、呼ばれてから看護師さんが聞き取り。そして診察室へ呼ばれる。年配の先生が鼻の中をスコープで診察。診断結果は・・・
「今時点ではわかりません。取った腫瘍を取り寄せて再度病理検査します。」とスッキリしない答え。間髪入れず「じゃ癌ではない?」と聞くと「癌なのは間違いない」ときっぱり言われる。
癌でも治療方法違うと説明を受けた。手術するのか、放射線から行うのか。抗がん剤するのか。取り寄せた腫瘍の病理検査には急いでも3週間ほどかかると言わた。結果待ちの時間でいろいろな検査の指示を受けた。でも大学病院では検査の予約すら用意でないほど、混んでる。大学病院側から地元の市立病院に検査を依頼してもらい、受けることになった。
この続きは明日~
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