待ちに待ったゴールデンウィーク!!仕事休みなのが何よりの嬉しい。2日のみ仕事なのでそれ以外の日に山菜を採りに行く。私の予想では3日かな?と。でも予想に反して1日だった。
30日の遅くに連絡あった。朝6時に迎えに行くよって。「なに!!明日!」連れてってもらう立場上、文句は言えないが…もう少し早く連絡ほしい
そこからは翌日の用意。地方から迎えに来てくれるので、むこうは3時出発。私は4時起きでお弁当を作ることにした。鳥ごぼうの混ぜご飯と唐揚げ、卵焼き。簡単な内容。睡眠時間は3時間
時間ぴったりにお迎えが到着。ここから1時間半かかる山へ向かう、途中でコンビニに寄ってもらいトイレタイム。皆さんお年頃なので、トイレ休憩は欠かせない(笑)
お天気はぱっとしないが、果たして食べる分だけ採れるのか??どんどんと山道を進む。
お目当ての場所へ到着。用意してもらった100均のレインコート上下と長くつ、首にはタオルを巻いた。薄手の軍手の上にゴム手袋はいてカッターを持つ。準備完了だ。サミット袋一枚持って山に入る。
とはいえ、ド素人で病気持ちの私に気を使って、とても見晴らしの良いところで車が見える範囲での行動。急斜面には上らずともとれるはずと師匠たち。
お目当ての山菜は「行者ニンニク」本州にもあるのかな??定かではないが、ここ北海道では春の風物詩なのだ。ジンギスカンと一緒に煮込んで食べる。
私はあまり得意ではないが、子供達は喜ぶ。冷凍保存するのだ。
「見本」を見せてもらい特徴を聞いたが、似たような草があり、それは食べれない。ニオイで判断と言われたが、残念ながら全くニオイがわからない私。とりあえず、採ってみて怪しいのは師匠に判断を仰ぐ。
夢中で探してるとふと思った。周りが見渡せる場所とはいえ、ここは山。曇り空で、すぐそばには斜面。その上にはうっそうとした森。やはり「熊」がいつ出てもおかしくない。
この斜面を熊が降りてきたら??食われる…まずドンくさい私からロックオンされて、食われるな。
投げつける物も持ってないし、砂もない。これは…カッターで応戦するしかない!!なんて想像しながらどんどん進む。
師匠いわく「少し遅かったな。すでに採られたあと。残ってるのは痩せてて細い」私は何でもよいので採りたかったがあまり痩せたのは採らないようにと言われ、諦めた。
すると、師匠が「こっちにたくさんあるよ」生まれて初めて自分で山菜を取った。夢中になって採ってると、「もっと根のほうから切るんだよ」と教えられた。
サミット袋に半分ほど採ると雨が降ってきた。「そろそろ帰ろう」と言われなごりおしく帰ろうとしたら!!斜面のほうからガサガサと音が!「熊!?」
いえ、人でした。それもゾロゾロと4人も。
師匠が声をかける「いっぱい採れたかい?」「いや~思ってたより無かった」と4人衆。
その場を後にする。
車に戻り、雨が止んだので朝ごはんに持参したお弁当を食べた。気温は10度ほどでまだ虫もそんなに飛んでない。緑の中で食べるご飯は最高だった。自分で作ったお弁当も美味しく感じた。
帰り道に川の脇においしそうな蕗を発見!虫が入ってないような細い物を採ってきた。一回分のおかずになる。
帰宅して、山菜の下処理。「行者ニンニク」はすごいニオイを放つ。「はかま」と呼ばれる部分をとって軽く洗う。生のまま冷凍。師匠は「行者ニンニクの天ぷら、卵とじ」「蕗のにもの」を作り持ち帰る。天ぷらを2本ほどいただくが、私は翌日仕事。自分がどれほど匂うのかわからないので、恐ろしくて食べれない。
やんちゃした。想像以上の疲労感、しかも翌日は仕事。ゴールデンウィークの狭間の仕事なので、休む訳にはいかない。早めに寝た。
あちこちが変な感じの体を引きずって会社へ。でも、自分が臭いのでないかと不安に駆られる。こういう時に一人暮らしって困ると痛感「ニオイ確認係」が欲しい。
結局、会社でいろんな人に「私臭くないですか??」とニオイの確認してしまい、不審がられる(笑)
楽しかった!疲れたけど、良き経験だった。
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