病気は突然に

癌サバイバー

ぼんちゃんママです。奇跡的に生きてる今!私は運がいいのです。

癌の事を書きます。もう珍しくない癌患者、二人に一人は癌になり、三人に一人は癌で亡くなる時代です。とはいえ、自分が癌になるとは想像もしないし、したくない。でも癌は私の所へやってきました。

2018年5月でした。朝5時頃に目が覚めて「鼻水かな??」と思ったら鼻血でした。起き上がると大量の鼻血で鼻の奥からコトコトと音がなってました。後日、娘に聞いたところ音は娘にも聞こえてたとのこと。とにかく猛烈な鼻血で鼻を押さえると口から出るし、テッシュ一箱はあっという間。普段は鼻血はあまり出た事ないため、とてもテンパリました。血だらけの私を車で救急センターまで送った娘。緊急事態に私よりもテンパってたに違いない。

救急センターに着き、診察してもらうも鼻血は止まらず、詰めれるだけの綿?詰めて紹介状をもらい帰宅した。この時7時過ぎ。なんとか顔は洗い、歯磨きする。血は滴ってくる。幸い近所に耳鼻科があり、娘に連れて行ってもらう。私はティッシュペーパーと袋を持ち、病院に入ると血だらけなのですぐに処置室へ案内される。8時半だった。「子供のよだれかけ」のビニール袋版のようなものをかけられ、ひたすら鼻血が止まるのを祈る。あっという間にティッシュは無くなり病院のをもらう。

鼻血が出続けると、前歯の上?鼻のした?の感覚が無くなってくる。多分、血が無くなって感覚がおかしくなってたのだと思われる。診察しても鼻血は止められずバルーンを入れて一時しのぎする。この時点で11時くらい。出血場所が血で良く見えないのと、奥なので外来では処置できず、翌日に緊急手術して鼻時止めると言われた。出血場所を焼くだけの手術だけど、全身麻酔で行うと言われ、一抹の不安。

緊急入院で、娘に入院の準備をすべてしてもらった。私は病院から帰ることが出来ず、そのまま術前の検査をしたのだ。手術は嫌だったけど、「すぐ終わる」って言ってた担当医の言葉に「寝てれば終わる」と楽観的な私。夜は結構ぐっすり寝れて、あっという間に手術になった。歩いて手術室へ。

麻酔から目が覚めると、娘が神妙な顔でベットの横に座ってた。「先生に何か言われた?」と聞くと「腫瘍があったって」との返事「え~!!」

止血処置の手術のはずが腫瘍ありで切除したと主治医から言われる。その腫瘍から出血してたらしく、なかなか血が止まらず「今年の手術で一番の出血量だった」と言われた。見えるとこの腫瘍はすべて取ったということと、取った物は一応病理の検査に出すと言われた。

夜中に鼻に詰めてた「ガーゼ」が喉に落ちて、息が出来なくて起きた。それこそ「死ぬかも」と思うほど苦しかった。慌てて指でガーゼを引き出すが…これが、また長い!!「マジックで口から無限に万国旗を出すヤツ」みたいな状態。ピロピロ~って(笑)看護師さんを呼んだが「かなりガーゼ入ってるし、一本くらい出ても大丈夫!」と言われた。上向くと「鼻血」が喉に落ちるので寝れない。やっぱり手術後は少しきつかった。

この時点では主治医の先生も癌ではないと思ってた様子。結局は7日程入院したが、入院中には検査結果は出ず「中間報告」なるものが来たと聞かされる。この「中間報告」ってものはあまり良くない兆候とだけ伝えられ…モヤモヤで退院した。

そもそも楽観的に生きてきたので、寝れない事もなく食べれない事もなく(笑)ぶくぶく太ってました。

退院から一週間ちょっとで病院から連絡がきました。続きは明日書きます。

 

 

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