大手術から4年

癌サバイバー

6月28日で、あの命拾いした大手術から4年経った。
あの時は4年も生きられるとは思ってなかった。多分、2年程もてばいいかなと。

人間は嫌なことは忘れるように脳みそが出来てるって何かで聞いたことがある。
確かに、「離婚」で味わった嫌な気持ちや思いも今になれば半分ほどは忘れたように思う。
当時は苦しく、何かにつけ嫌なことが頭をよぎって「これは病気だな」と思うほどだったが、月日と忙しい毎日で記憶は薄れてく。
そこにこの「癌」という病気だ。そんな過去の嫌なことに囚われている状況ではなくなり、いいのか悪いのか…「記憶の断捨離」ができてしまった。もうそんな事に時間を取られてる暇はない。
なるべく悔いないように、生きることにシフトチェンジしたのだ。

なので、あの大手術の記憶もだんだんと薄れる。辛かったこと、痛かったことも薄っすらした感じになってる。

4年は早いような短いような感じ。仕事してるのも奇跡。
ただ、8時間のフルタイムで働けたならお金の面で楽になるのにな。なんて欲張りなことを考えてしまう。
転職して「やっぱり務まりませんでした」ってのは、一番ダメだろ。
働かせてくれる今の会社に感謝して、もう少し頑張ってみよう。
在宅勤務に憧れる。ぼんちゃんと一緒にいられるし。
食べられるだけ、在宅で稼げるようになるのが今の夢かな。

いろんなことを忘れて、自分にできる範囲でやりたい事をやってみる。
くよくよしないで、前向きに

でも病院で会った方達は、忘れられない。今どうしてるのかな??とふっと思い出す。
元気に生きてると願ってる。

この癌は完治まで10年。なのであと6年ある。
私も元気に頑張ろう。

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