そして、またまた就活

癌サバイバー

ぼんちゃんママです。インスタでぼんちゃんの写真を投稿してます。インスタで繋がった方々にいろいろ情報をもらい、まだ専門医があまりいない爬虫類ですが今のところ、何とか大きな病気せず過ごせてます。今日は食欲がありコオロギを5匹食べました。食欲があるとこ見ると安心します。続きです。

追加治療がないということで、早く再就職しなければなりません。ご飯食べられなくなるので。でも、前回は面接を受けさせてくれる会社は少かったので「バイト」で食いつなぐことにした。フルタイムの8時間勤務はまだ体力的に難しい。立ちっぱなしの仕事も自信がない。となれば、やれることも定まってしまう。「事務系でMAX6時間勤務」の仕事。なかなか無いので派遣会社にも登録し単発の仕事の面接も受けることにした。この頃は鼻の手術から一年経ち、「もう一年経った」と感慨にふける日々。これと言って何かやるわけでもなく、ドラマ見て休んで家事の繰り返しで毎日が過ぎてった。

ハローワークで短時間の仕事の求人があり、面接してもらえることに。

面接では「癌」のことがメインになった。デスクワークが主の仕事で慣れてきて時間に余裕がでたら、別の業務のやるという内容。私にしたら願ったり叶ったりの仕事内容だった。職場も車で15分ほどなので通うのもちょうど良い距離。仕事的には「新しい分野」の仕事なので、覚えなければならない事がたくさんありそうだけど「ここに就職できたら」と思うほど、会社の感じは良かった。

会社からの連絡は1週間後。「採用」だった。

仕事をしてみて「倦怠感」「脱力感」があり、最初の1か月くらいは続けていけるのか?と不安になるほどだった。仕事が終わり家に着くとまず横になり少し休む。そして晩御飯の支度を始める。夕食の用意が出来ないほど疲れた時は娘に頼ったり、お惣菜を買った。時には恐ろしいほど体調が急激に悪くなる日もあったが10分ほど我慢すると治まるので、デスクワークで良かったと何度も思った。

私は「仕事できる。大丈夫」と自分に言い聞かせる。会社をクビにならないためにも「休まず出社」は必須。通院の日以外は休むことなく通うというのが目標。

私の病気は見た目「癌サバイバー」とはわからない。体重が減ったわけでもなく、どこか欠損してわけでもない。強いていえば「首の傷」があることくらい。それも時が経てば目立たなくなる予定。具合の悪さはアピールしたらわかるだろうが、黙ってればわからない。言ったところで理解されないだろうと思う。臭いがしないのも誰にも理解されない。食べ物の味が薄く感じる。臭いがないので美味しく感じられない。料理が焦げてても、ガス漏れでもわからない。腕や足が欠損された方は想像を絶するほど大変なんだろう。嗅覚…五感の一つを失った私だけど、「最悪」ではなくそれでも生きてる今は「ラッキー」なんだと思う。

親友が「人は必ず死ぬ。いつなのは誰にも分らない。私だって明日死ぬかもしれない」と言われた時、「癌だから特別ではない」と思うのと同時に「悔いなく生きる」ことに気持ちをスイッチした。

仕事を続けていけるよう気持ちを「キープ」するのも大変です。でも頑張らにゃならないのです。続きは明日!

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